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- ・一人暮らしを始めるけど、コンロは卓上IHでいい?
・ガスのほうが料理しやすい?
・でもガス料金って高そう…
賃貸アパートに引っ越すときに悩むのが、ガスコンロとIHのどちらを買うかです。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合ったものを選ばないと、今後の生活でストレスを感じてしまう可能性があります。

使いやすさと光熱費が気になっています。

そこが大事ですよね。
ガスとIHでどう違うのか、説明します。
結論から言うと、賃貸アパートで料理をしたいなら、ガスコンロがおすすめです。
また、光熱費はガスコンロとIHで大きな差はありません。
この記事では、ガス会社勤務17年の経験から、ガスコンロとIHについて、調理性能や光熱費、性質の違いを解説します。
なお本記事では、賃貸アパートはオール電化ではない一般的な物件を想定し、以下の2つで比較を行います。
- ・据置型のガステーブルコンロ
・100V用の卓上IHクッキングヒーター

賃貸アパートでガスコンロとIHの選択に失敗したくない人は、ぜひ最後まで読んでください。
ガスコンロとIHの違いの全体像
まずは、ガスコンロとIHの違いをざっくり把握するために比較表を見てみます。
| 比較項目 | ガスコンロ | IH |
| 調理性能 | 強火・左右同時OK | 火力に制限あり |
| 光熱費 | ほぼ同等 | ほぼ同等 |
| 本体価格 | やや高い | 安い |
| 掃除のしやすさ | ごとく掃除あり | フラットで簡単 |
| 安全性 | 火のリスクあり | 火を使わない |
| 調理器具の制限 | ほぼ全対応 | IH対応の鍋が必須 |
| 停電・災害 | 電気なしでも使える | 使用不可 |
まず、ガスコンロの強みは調理性能です。
強火調理ができ、フライパンを振る炒め物にも対応できます。
さらに2口+グリルも同時に使えるため、料理の同時進行がしやすく、快適に料理ができます。
一方、IHの強みは掃除のラクさです。
天板がフラットなので、調理後にサッと拭くだけ。
ごとくやバーナーの掃除がない点は、IHならではの大きなメリットです。

料理のしやすさを取るならガスコンロ、掃除のラクさを取るならIHと言えます。
また、誤解されやすいのは光熱費です。
光熱費はガスコンロとIHで大きな差はありません。
「ガス=高い」というイメージを持つ人は多いですが、実際は月に数百円の差に収まるケースがほとんどです。
ここからは各項目について、ガスとIHの違いを具体的に見ていきましょう。
ガスコンロとIHの調理性能の違い
結論から言うと、賃貸アパートでの調理性能はガスコンロが優位です。
火力の強さと同時調理のしやすさに決定的な差があるからです。
ガスコンロの調理性能

ガスコンロの最大の強みは、強火調理を安定して行えること。
炒め物や中華料理のように、フライパンで一気に炒める調理は、ガスの得意分野と言えます。
またガスコンロは、
・左右2口を同時に強火で使用できる
・さらにグリル調理も並行できる
という点も大きなメリットです。
つまり、「炒め物+みそ汁+焼き魚」といった複数の工程を同時進行できます。

自炊するなら、同時に作れるかどうかって大きいですね。

ガスなら左右2口とも強い火力で、スピーディーに調理できますよ。
卓上IHの調理性能

一方で、IHは「熱効率に優れる(約90%)」とされていますが、賃貸アパートで使う100Vの卓上IHは、そもそも出力が弱いです。
一般的な卓上IHの最大出力は1,400W。
これはガスコンロ1口の強火(4,200W)の1/3程度のエネルギーしかありません。
理由は家庭用コンセントの電力の上限が1,500Wに制限されているためです。
さらに左右を同時に最大で使おうとすると、1,400W ÷ 2 = 左右700Wずつ程度しか使えないという制限も生まれます。

つまり、卓上IHでは最大火力を左右同時に使えないことになり、料理の同時進行では致命的に力不足になります。
さらに、IHは鍋底がプレートに密着していないと加熱されないため、
・フライパンを持ち上げると加熱が止まる
・フライパンを振る調理ができない
といった制限もあります。

IHって、思ったより自由度が低いんですね。

料理を楽しみたい人ほど、物足りなさを感じやすいですね。
実際に調理スピードを比べてみた
では実際、ガスコンロと卓上IHの調理スピードはどれくらい違うのでしょうか。
同じ条件で湯沸かしの実験を行いました。
結果は、ガスコンロのスピードの圧勝です。
実験の方法

実験は以下の方法で行います。
- 実験方法
- ①ガス・IH兼用の鍋を使用。(アイリスオーヤマ製)
②鍋に500mlの水を入れる。
③ガスコンロと卓上IH、それぞれ最大出力にし、鍋を加熱。
④沸騰(99℃前後)に達するまでの時間を計測する。

ガスコンロと卓上IH、それぞれ500mlの水がどれくらいの時間で沸騰するか、実験します。
1口で湯沸かしした場合

まずは、1口だけを最大火力にして湯沸かしする実験です。
ガスコンロの1口で加熱する

ガスコンロの強火力バーナー(今回のコンロでは左側)で火力を最大にし、沸騰させます。
結果は以下のとおりになりました。
- ガスコンロ1口の実験結果
- 到達温度:99.2℃
経過時間:3分24秒
卓上IHの1口で加熱する

続いて卓上IHでも同様の実験を行います。
出力を最大のP7にして、沸騰まで加熱。
結果は以下のとおりです。
- 卓上IH1口の実験結果
- 到達温度:97.8℃
経過時間:6分39秒
ガスコンロの倍近い時間がかかってしまいました。
温度がなかなか99℃に到達せず、97~98℃あたりで停滞したため、97.8℃で沸騰と見なしています。
左右2口を同時に湯沸かしした場合

今度は左右2口で同時に加熱し、両側が沸騰するまでの時間を計測します。
ガス・IH兼用のフライパン(アイリスオーヤマ製)を1つ追加し、同じく500mlの水を加熱しました。
ガスコンロの2口で同時加熱する

強火力バーナーの左側が先に沸騰し、右側も沸騰するまで時間を計測しました。
- ガスコンロ2口の実験結果
- 到達温度(左):99.2℃
経過時間(左):3分10秒
到達温度(右):98.7℃
経過時間(右):4分28秒
卓上IHの2口で同時加熱する

最後は卓上IHで2口同時に加熱します。
出力は左右同時だと制御されしまい、それぞれP4までしか上がりません。
結果は以下のとおり。
- 卓上IH2口の実験結果
- 到達温度(左):93.2℃
経過時間(左):12分3秒
到達温度(右):96.3℃
経過時間(右):10分45秒
なんと時間はガスコンロの倍以上かかる結果となっています。
卓上IHは温度が上昇しきっても、いまいちグツグツ沸騰しない様子。
左側は93.2℃より上昇しなくなったため、そこで沸騰としました。
実験の結果
- 1口で加熱して鍋が沸騰するまでの時間
- ガスコンロ:3分24秒
卓上IH:6分39秒
- 2口同時に加熱して両方の鍋が沸騰するまでの時間
- ガスコンロ:4分28秒
卓上IH:12分3秒
1口使用でも、2口同時使用でも、ガスコンロのスピードの圧勝という結果になりました。
さらにガスコンロの場合、2口に加えてグリル調理も同時進行できるというメリットもあります。
賃貸で料理したい人はガスコンロが有利
・2口同時に強火で調理ができる
・2口+グリルで同時進行がしやすい
・フライパンを振る料理ができる
以上を踏まえると、料理が好きな人や料理にこだわりたい人にとって、賃貸アパートではガスコンロが有利と言えます。

ちゃんと料理したいなら、ガスが良いですね。
ガスコンロとIHの光熱費

結論から言うと、光熱費はガスコンロとIHで大きな差はありません。
「ガス=高い」というイメージは強いですが、コンロ単体で見る限り、実際の差はかなり小さいです。

ガスって高いイメージがありました…

多くの人がそう思っています。
でもコンロで使う分だけを見ると、実はそれほどでもありません。
ここからは、感覚やイメージではなく、条件を揃えた試算を行います。
IH・都市ガス・LPガスの光熱費試算

卓上IHの出力1,400Wのヒーターで1日1時間×30日調理した場合を基準に、熱量換算をおこない、IH・都市ガス・LPガスの1か月の光熱費を比較します。
- 1か月の光熱費(1日1時間 × 30日)
- IHの場合→ 約1,283円/月
都市ガスの場合 → 約1,071円/月
LPガスの場合 → 約1,657円/月
計算式
IH
1,400Wのヒーターを1時間使用=1.4kWh
1.4kWh × 30日 × 30.54円
= 42kWh × 30.54円
= 1,282.68円
≒ 1,283円
都市ガス
まずIHとガスの熱効率の差を計算
IHから鍋に伝わる有効熱量(30日分):
42kWh × 90% = 37.8kWh
IHと同じ有効熱量37.8kWhを得るために必要なガス使用量 :
37.8kWh ÷ 55% = 68.7kWh
68.7kWh × 15.59円
= 1,071.03円
≒ 1,071円
LPガス
必要なガス使用量は都市ガスと同じく68.7kWh
68.7kWh × 24.12円
= 1,657.04円
≒ 1,657円
試算の条件
・基準熱量:出力1,400WのIHで調理
・使用時間:1日1時間 × 30日
・単位:「kWh」で統一
・電気単価:30.54円/kWh(従量電灯B)
・都市ガス単価:15.59円/kWh
・LPガス単価:24.12円/kWh
・基本料金:含めない
・熱効率:IH=90%、ガス=55%
※比較しやすくするため、2025年12月時点の全国平均単価を用いたモデルケースとします。(出典:石油連盟│1kWhあたりのエネルギー別単価比較!!)
※基本料金は電気・ガスともに含めず、調理にかかる使用料金のみで比較します。
※IHは電気エネルギーの多くを直接鍋に伝えられますが、ガスの炎は熱が周囲に逃げてロスが出るため、熱効率は「IH=90%」「ガス=55%」となり、その差も加味して計算します。
上記のとおり、都市ガスが一番安いという結果ですが、それぞれ月に数百円の差です。
つまり、「IHだから安い」「ガスだから高い」と断定できるほどの差は出ません。

思っていたより差額が小さいですね。

少なくとも、ガスコンロのせいで家計が大きく変わることはありません。
ただし上記はあくまで理論上の数値となり、目安です。
ガスコンロを2口同時に強火で使用したり、グリルも頻繁に使えば、その分ガスの使用量は増えます。
ガスが高いイメージの原因はお風呂とシャワー

では、なぜ「ガスは高い」という印象が強いのでしょうか。
原因のほとんどは、コンロではなくお湯(お風呂とシャワー)です。
ガス給湯器が使うガスの量は、ガスコンロ1口の8倍〜10倍にもなります。
・シャワーを長く使う
・お湯を出しっぱなしにする
・冬場に給湯温度を高く設定する
こうした使い方が重なると、ガス料金は一気に上がります。
逆に言えば、料理に使うガスの量は、全体から見るとかなり小さいということです。

シャワーを使い過ぎないように意識すれば、ガス料金は節約できます。
ガス給湯器があるなら基本料金はお得

もう一つ、重要なのがガスの基本料金です。
基本料金とは、ガスを使った量に関係なく、契約しているだけで毎月発生する固定費のことです。
基本料金は、ガス給湯器があるアパートのほうがお得になると考えられます。
ガス給湯器があるアパート
・必然的にガスを契約することになる
・ガスコンロを使っても基本料金が追加で発生することはない

ガス給湯器があるアパートの場合、すでに基本料金は支払っているため、ついでにガスコンロを使うかたちになり、コスパは良いと言えます。
一方で給湯器がガス以外(電気・灯油など)のアパートの場合、ガスコンロだけのために基本料金が発生し、光熱費は割高になることが多いです。
給湯器がガス以外のアパート
・ガスコンロだけのためにガスの契約が必要になる
・基本料金がまるまる発生する
※都市ガス:1,000円前後、LPガス:2,000円前後

ガス給湯器があるアパートなら、ガスコンロはコスパが良いです。
光熱費はガスコンロとIHで大きな差はない
解説したとおり、光熱費はガスコンロとIHで大きな差はありません。
特に、
・ガス給湯器があるアパートに住む
・ある程度、自炊をしたい
こういう人なら、光熱費を理由にガスコンロを避ける必要はありません。
光熱費については心配せず、「使いやすさ」や「自分の料理スタイル」で選ぶのが正解です。
本体価格は卓上IHが安い
光熱費には大差がないと解説しましたが、本体価格は卓上IHのほうが安いです。
賃貸アパート向けの価格帯は次のようなイメージです。
| 種類 | 本体価格 |
| 据置型コンロ(調理機能・両面焼きグリル付き) | 35,000円~70,000円前後 |
| 卓上IH(2口) | 20,000円前後 |

本体の値段を見ると、卓上IHは安いですね。
卓上IHは作りがとてもシンプルで、グリルもない構造のため、2口タイプでも20,000円前後と安価です。
ただし先に解説したとおり、ガスコンロには2口同時に強火で調理できたり、グリルも同時に使えるといったメリットがあります。
本体価格を見ると卓上IHが有利ですが、料理のしやすさも含めて考えると、ガスコンロは価格に見合うメリットがある選択肢と言えます。
掃除の違い
掃除のラクさで比べると、IHが圧倒的に有利です。
IHの掃除

IHの最大のメリットは、天板が完全にフラットなことです。
凹凸がなく、料理のあとは濡れ布巾でサッとひと拭きするだけです。
また重量がガスコンロに比べてとても軽く、女性でもかんたんに持ち上げられるのもメリットです。

やっぱりIHは掃除がラクそうですね。

掃除が面倒で料理しなくなる人には、IHは相性がいいですね。
ガスコンロの掃除

一方、ガスコンロは構造上どうしても掃除の手間が増えます。
・ごとくを外して洗う
・バーナーまわりの汚れを落とす
・隙間に入り込んだ汚れを拭く
といった点は避けられません。

ごとくを外して洗うのはちょっとめんどうそう…

そこは否定できません。
ただコンロの選び方で、全体の掃除の負担は軽くできます。
ガスコンロの掃除の負担を軽減する上で重要なのが、天板の材質です。
ガスコンロでも、ガラストップやガラスコートといったガラス系の天板を選べば、
・表面がツルッとしていて拭きやすい
・油汚れがこびりつきにくい
・強くこすっても傷つかない
といったメリットがあります。

また、毎回ごとくを外して掃除をする必要はありません。
普段は拭き掃除だけ、月1回程度ごとくも洗う、くらいでも十分キレイに保てます。
さらに、
・ココットプレート(リンナイ)
・ラ・クックグラン(パロマ)
といったふた付きのグリル用プレートが使えるモデルであれば、グリル内がほとんど汚れず、掃除の負担を軽くすることができます。

掃除のラクさで選ぶなら、IHの勝利
拭くだけで終わるIHの手軽さは、ガスコンロではどうしても超えられません。
ただし、ガスコンロもガラス系の天板や、ふた付きのグリルプレートが使用できるモデルを選べば、掃除の負担は軽減できます。
ガスコンロとIHの安全性の違い
安全性を最優先するなら、火を使わない分、IHのほうが有利です。
ただし、現在のガスコンロは昔に比べて安全性が大きく向上しており、正しく使えば怖がる必要はありません。
IHの安全性

IHの最大の特徴は、火を使わないことです。
・直火が出ない
・ガスを使わない
・鍋が置かれていないと加熱しない
この構造のおかげで、火災・ガス漏れといったリスクが根本的に低くなります。

やっぱり火を使わないのは安心感がありますね。

火の扱いに不安のある人や、高齢の方には大きなメリットですね。
ガスコンロの安全性
一方、ガスコンロは「危険」というイメージを持たれがちですが、現在のガスコンロは昔に比べて進化しています。
2008年以降に製造された家庭用ガスコンロは、以下の安全装置の搭載が法律で義務付けられています。
ガスコンロの安全装置
・調理油過熱防止装置
油が自然発火する温度に達する前に、自動で消火
・立ち消え防止装置
吹きこぼれなどで火が消えた瞬間にガスが止まる
・消し忘れ自動消火機能
一定時間が経過すると自動で火が消える

かなり安全対策されてるんですね。

普通に使っていれば、事故が起きにくい設計になっています。
つまり、ガス=危険と過度に恐れる必要はありません。
消し忘れや衣類への引火などに注意して使う、ということを守っていれば、十分に安全に使用できます。
火災件数について
消防庁の統計を見ると、令和5年の出火件数は
| 種類 | 令和5年 出火件数 |
| ガスコンロ | 2,396 |
| IH | 302 |
と、ガスコンロのほうが多いのは事実です。※出典:令和6年版 消防白書│総務省消防庁
ただしこれは、
・使用世帯数がガスコンロのほうが多い(シェアはガスコンロが約7割、IHが約3割と言われる)
・安全装置のない古いガスコンロも含まれている
・原因の半数が消し忘れによるもの
といった背景も含まれています。
最新の消し忘れ自動消火機能付きのガスコンロを使っていれば、リスクは大幅に下げられます。
安全性を重視するなら、IHが優位
とは言え、火災の発生件数を見れば、やはりIHの火を使わない構造が、引火のリスクを低くしていると考えられます。
ただし、現在のガスコンロは安全装置がしっかり整っているため、「ガスだから危ない」と一括りにする必要はありません。
・安心感を最優先したい
→ IH
・使い方を守れる、料理を楽しみたい
→ ガスでも十分安全
こう考えると、バランスの取れた判断ができます。
調理器具の制限について
調理器具の自由度は、ガスコンロが有利です。
ガスコンロはどんな鍋でも使える

ガスコンロの強みの1つは、使える調理器具がほぼ無制限なことです。
鉄やステンレスはもちろん、土鍋、中華鍋(丸底)まで対応できます。
すでに鍋やフライパンを持っている場合はそのまま使えるので、引っ越し後に買い替えせず、すぐに料理ができます。
IHには制限がある

一方、IHは調理器具に制限があります。
IHは電磁誘導で鍋自体を発熱させる仕組みで、IH対応と明記された鍋やフライパンでなければ使えません。
使えない器具の代表例は以下のとおりです。
・IH非対応の鍋やフライパン
・土鍋
・中華鍋(丸底)
・耐熱ガラス

意外と使えないものが多いですね…

器具の材質に制限があるほか、接地面積の少ない中華鍋なども非対応です。
そのため、引っ越しを機にIHに切り替える場合、鍋やフライパンの買い替えといった追加コストが発生するケースもあります。
調理器具の自由度ならガスコンロ
調理器具の自由度を重視するなら、ガスコンロが有利です。
ガスコンロなら、
・料理の幅が制限されない
・今ある調理器具がそのまま使える
・調理器具の余計な買い替えコストがかからない
というメリットがあります。
現在、IH非対応の鍋やフライパンを使っている人、土鍋や中華鍋を使いたい人は、ガスコンロがおすすめです。
停電時、災害時について
停電時や災害時の強さという点では、ガスコンロに大きなメリットがあります。
ガスコンロは停電していても使用できるからです。
ガスコンロは停電でも使える

一般的なガスコンロは、乾電池で点火する仕組みです。
そのため、停電が発生しても
・ガスが供給されている
・ガスメーターが遮断されていない
という状況であれば、通常どおり使用できます。

停電してもお湯が沸かせるんですね。

電気が止まっても、ガスさえ来ていれば使えます!
災害時にお湯が沸かせるだけでも、
・カップ麺やレトルト食品が食べられる
・温かい飲み物が作れる
という安心感につながります。
IHは停電時にまったく使えない

一方、IHは電気がなければ動作しません。
停電が起きた時点で、調理は不可能になります。
そのため、IHを選ぶ場合は、
・カセットコンロを別途用意する
・カセットボンベの備蓄をしておく
といった非常用の対策が推奨されます。
災害リスクを重視するならガスコンロ
災害や停電時の備えを重視する人には、ガスコンロがおすすめです。
もちろん、ガスも必ず使えるわけではありませんが、電気に依存しない調理手段が1つあるというだけで、安心感は大きく変わります。
「もしもの時」にも対応できる点は、ガスコンロの強みと言えるでしょう。
まとめ

賃貸アパートにおけるガスコンロとIHの向き・不向きを整理します。
賃貸でガスコンロが向いている人
・料理がしたい、自炊の頻度が高い
・強火調理、炒め物、グリル調理、鍋振りをしたい
・今持っている調理器具をそのまま使いたい
・災害時の備えも重視したい
賃貸で卓上IHが向いている人
・料理は頻繁にしない
・掃除をとにかくラクに済ませたい
・火を使わない安全性を最優先したい
賃貸アパートできちんと料理をしたい人には、IHよりもガスコンロをおすすめします。
料理のしやすさや自由度は、ガスコンロのほうが上だからです。
「料理はある程度ちゃんとやりたい」
「せっかく料理するなら不便を感じずに使いたい」
そう考えている人なら、ガスコンロを選んだほうが後悔しにくいです。
一方、料理の頻度が少なく、レトルト食品やインスタントなどが作れれば良いという人は、IHのほうがコスパが良いと言えます。
なお、光熱費はガスコンロとIHで大きな差はありません。
光熱費については過度に心配せず、ガスかIHか、自分に合ったものを選びましょう。

迷ったら『どれくらい料理したいか』で決めるのがおすすめです。

私は料理をがんばりたいので、ガスコンロを選ぼうと思います!
賃貸での自炊におすすめのガスコンロや、失敗しない選び方については、以下の記事で解説しています。