アパートのキッチンがせまくて、調理家電の置き場所をどうするか、悩んでいませんか?
一人暮らしを始めるとき、ワンルームや1Kのキッチンは想像以上に小さくコンパクトです。
炊飯器をキッチンに置けば作業スペースがなくなり、さらにオーブントースターまでとなると、なかなか置く場所がありません。
実際、
- ・炊飯器やオーブントースターはどこに置く?
・電子レンジで代用できる?
・そもそもキッチンが小さすぎる…
・ひとまずあきらめよう…
こんな悩みを抱える人は少なくありません。

ぼくが入居する部屋のキッチンも小さくて、炊飯器やトースターの置き場はなさそうです…

そういうアパートは多いですね。
でも、ガスコンロがあればそれらは代用できます!
結論から言うと、一人暮らしなら、炊飯器もオーブントースターもなくても問題ありません。
私は普段、ご飯はガスコンロで炊き、トーストやピザ、揚げ物のあたため直しはガスコンロの魚焼きグリルを活用しています。
ガスコンロ1台あれば、炊飯もオーブン調理もこなせるため、調理家電をいくつも揃える必要はないです。
スペースの節約になりますし、味も十分おいしく仕上がります。
この記事では、
・調理家電をガスコンロで代用するメリット
・ガスコンロで炊飯する方法
・魚焼きグリルをオーブントースター代わりに使う方法
まで詳しく解説します。
「炊飯器やオーブントースターを買うべきか迷っている」
「小さいキッチンを少しでもスッキリさせたい」
そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
調理家電をガスコンロで代用しよう

炊飯器もトースターもなくてもいいって本当ですか?

はい。
ガスコンロの火があれば、ほとんど代用できます。
ガスコンロ1台でほとんど兼ねられる
最近のガスコンロは、とても高機能です。
特に、
・自動炊飯機能
・魚焼きグリル
・自動湯沸かし機能
これらの機能を使うことで、多くの調理家電の機能を兼ねられます。
自動炊飯機能
多くのガスコンロには「炊飯モード」が搭載されています。
炊飯の方法は、
- ①お米をセットしてボタンを押す
②火加減は自動調整
③炊き上がると自動で消火
④蒸らしまで終わったらお知らせブザーが鳴る
と、ほぼ放置でOK。

炊飯器と同じ感覚で、ご飯を問題なく炊けます。
魚焼きグリル

実は魚焼きグリルは、”ミニオーブン”のような存在です。
・トーストが焼ける
・ピザが焼ける
・揚げ物のあたため直しができる
・ノンフライ調理も可能
・もちろん魚もおいしく焼ける
オーブントースターやノンフライヤー、ロースターを別に用意しなくても、グリルで十分に代用できます。

直火+遠赤外線で焼くので、仕上がりも香ばしくておいしいです。
自動湯沸かし機能
さらに最近のガスコンロには、お湯を沸騰させて自動で止まってくれる機能もあります。
やかんでお湯を沸かせて、消し忘れの心配もないため、電気ケトルも必須ではありません。
ガスコンロ1台で、炊飯・オーブン・湯沸かしまで担えるのです。
置き場所の問題を解決できる

ワンルームや1Kのキッチンは、とにかく小さく、せまいことが多いです。
そんな中、炊飯器やオーブントースターは意外と場所を取ります。
結果として、
・冷蔵庫や電子レンジの上に置く(落下したら危険)
・床置き(歩くのに邪魔)
といった無理な置き方をしがちです。
さらにノンフライヤーや電気ケトルまで置こうとすると、作業スペースはほぼゼロに…
その点、ガスコンロ1台で完結できれば家電を増やす必要がありません。
・せまいキッチンでもスッキリ
・作業スペースを確保できる
・ミニマル志向の暮らしとも相性が良い
一人暮らしで少しでも物を減らしたい人には、かなり合理的な選択です。

キッチンの作業スペースに炊飯器を置かなくていいなら助かりますね!
コスパも問題なし

問題は調理家電を買い揃える購入費です。
| 家電 | 目安価格 |
| 卓上IH | 20,000円 |
| 炊飯器 | 8,000円 |
| オーブントースター | 5,000円 |
| 電気ケトル | 3,000円 |
| ノンフライヤー | 10,000円 |
| ロースター | 8,000円 |
| 合計 | 54,000円 |
ガスコンロで代用可能な調理家電をすべてそろえようとすると、合計5万円以上になります。
一方、
| ガスコンロ(炊飯機能・両面焼きグリル付き) | 35,000円~ |
機能付きのガスコンロなら1台でほぼ代用可能なため、35,000円程度におさえることも可能です。
何より大きいのは、省スペースで済むこと。
初期費用も抑えられ、キッチンも広く使える。
一人暮らしをする人にとってはとても合理的です。

引っ越し代もかかるので、初期費用が抑えられるのはありがたいです。
ガスコンロで自動炊飯
ここからは、実際にガスコンロの自動炊飯機能でご飯を炊く方法を解説します。

ガスコンロでご飯って、本当にちゃんと炊けるんですかね?

バッチリ炊けます。
炊飯器を買わないという選択も現実的になりますよ。
実際に炊いてみる
特別な道具は必要ありません。
まずは、すでに持っている鍋でOKです。※ただし土鍋は使用できません。
基本の手順
- ①米1合に対し、水200ccを鍋に入れる
②30分ほど吸水させる
③コンロを点火して「炊飯モード」を使用する
これだけです。
あとは火加減は自動調整。
炊き上がると自動で消火して、蒸らしまで終わればブザーが鳴ります。

自分で火加減調整もしなくていいんですね。
炊飯時間は意外と短い
ガス炊飯の大きなメリットは、加熱時間が短いこと。
- ・点火後:約15分
・蒸らしも含めたトータル:約25分
一般的な炊飯器は40分~50分ほどかかります。
つまり、急にご飯を炊きたいとなった場合、ガスコンロの炊飯のほうが有利です。
ガスコンロで炊いたご飯は味もおいしい!
実際、味はどうなのか?
ここが一番気になるところですよね。
結論、かなりおいしいです。
・ふっくら感が強い
・香りが立つ
・粒立ちがはっきりする
直火で高温・短時間で一気に炊き上げて、お米の甘みや香りが引き立ちます。

ご飯のふっくら感は、ガスの方が強いと感じています。
特に炊きたては差が分かりやすいです。
※味の感じ方には個人差があります。
専用の炊飯鍋があればさらに便利
ガスコンロの炊飯機能は、普通の鍋で炊くこともできますが、メーカー純正の炊飯専用鍋があるとさらにラクになります。
・内側に目盛付き
・吹きこぼれしにくい構造
炊飯モードと相性が良い造りになっています。
とはいえ、最初は手持ちの鍋で十分です。
流行りの電子レンジ炊飯はどう?
100円ショップなどに売っている電子レンジ用の炊飯容器。
一人暮らしを始めるにあたり、炊飯の選択肢として検討している人も多いと思います。

電子レンジ炊飯の方がラクそうだし、良いかなとも思ってたんですが…

正直、仕上がりは安定しにくいですね。
電子レンジで炊飯した場合、
・芯が残る
・べちゃっとなる
・ムラが出る
という仕上がりになることも多く、安定感という意味では、ガス炊飯のほうが上です。
ガスコンロ炊飯のデメリット
ガスコンロでの炊飯も、万能ではありません。
保温できない
ガスコンロの炊飯には、炊飯器のように保温機能がありません。
炊いた後、放置すると冷めます。
ただし、
- ・冷めたら電子レンジで温め直せばOK
・冷凍保存には問題なし
むしろ炊飯器で保温し続けて乾燥させるより、食べない分はさっさと冷凍した方が味は落ちにくいです。
予約できない
ガスコンロには予約機能がなく、「朝起きたら炊けている」ということはできないため、
- 忙しい朝には不向き
- 帰宅後すぐ食べたい人にはやや不便
と言えるかもしれません。
ただし、吸水だけ済ませて冷蔵庫へ入れておき、
- 起床後・帰宅後に点火
→ 約25分で炊飯完了
と、時間の使い方を工夫すればカバー可能です。
コンロを1口占領する
炊飯中はコンロが1口ふさがります。
おかず+みそ汁も同時に作りたい場合は、少し不便かもしれません。
ガスコンロの魚焼きグリルを活用しよう

魚焼きグリルって魚専用というイメージが強いです。

実はオーブントースターの代わりとして、かなり優秀です。
多くの人が“魚専用”と思い込んでいますが、魚焼きグリルは小型の高火力オーブンのようなもの。
実際に使ってみると、「これならトースターはいらない」と感じるレベルです。
魚焼きグリルで食パンを焼いてみる
やり方はとてもシンプルで、
- ①食パンを魚焼きグリルに入れる
②点火する
③タイマー機能を使う(弱火で約3分)
これだけです。
食パン1枚なら、オーブントースター同様に2~3分ほどで焼けます。

タイマー機能を使えば、時間が来たら消火もしてくれるので安心です。
“ながら作業”もOKで、朝の準備をしながらでも焼けます。
そして肝心の仕上がりは、
・表面がカリッとする
・中はふんわり
・香ばしい
と、味もオーブントースターと比べて遜色ありません。
理由は、グリルの加熱方式が直火の放射熱(赤外線)によるもので、オーブントースターと同じ原理だからです。
両面焼きグリルがおすすめ

ガスコンロをオーブントースター代わりに使うなら、両面焼きグリルがおすすめです。
上下から同時に加熱するので、パンの裏返しが不要。
予熱も必要なく、高温・直火で一気に焼くため、調理時間も短いです。
さらにトーストだけではなく、
・ウインナー
・ピザ
・揚げ物のあたため直し
・お餅
と、いろいろな食べ物をスピーディーに焼くことができます。
もちろん魚もバッチリ焼けます。

もうほとんどオーブントースターですね。

はい。
しかも最初からガスコンロに付いています。
グリルのオート機能もおすすめ!

最近のガスコンロのモデルにはグリルのオート機能が搭載されているものもあり、魚やトーストを自動で焼き上げてくれます。
- グリルオート機能メニュー例
- トースト:表面カリッ、中はふんわりの焼き加減で自動ストップ ※据置型コンロはリンナイのみ
あたため:フライをカリッといい感じにあたため直せる ※据置型コンロはリンナイのみ
焼き魚:切り身、干物、姿焼きなど、メニューを選ぶだけ
魚焼きグリルは、慣れるまで火加減や時間設定が少しむずかしいですが、オート機能を使えば自動で火加減を調節、焼ける頃に自動で消火してくれるため、ほぼ放置可能です。
焼き上がりを常に確認する必要がありません。
魚のにおいがパンに移る心配はない

でも、魚のにおいがパンに移ったりしませんか?

多くの人が持つ疑問ですが、基本的には気にしなくて大丈夫です。
魚焼きグリルでパンを焼いても、パンに魚のにおいが移る心配はほとんどありません。
焼いている間、パンは水分を放出しているため、においを吸着しにくい性質があるからです。
ただ、それでも気になるという人は、普段からフタ付きのグリル用プレートを使って魚を焼くといいでしょう。

プレートに魚を乗せてフタをして焼けば、魚の油が飛散しないため、グリル庫内をほとんど汚さずに使えます。
グリルが魚臭いというイメージはこれでほぼ解決します。
電子レンジではトーストは焼けない

電子レンジでトーストを焼こうかなとも考えていたんですが…

電子レンジは『焼く』が苦手なんです。
電子レンジは、
・焼き色がつかない
・香ばしくならない
・パンや揚げ物がカリッとしない
・水分が抜けてベチャっとする
という弱点があります。
その理由は、加熱方式の違いです。
- ・ガスコンロやオーブントースター
→ 放射熱で食材を表面から焼く
・電子レンジ
→ マイクロ波で食材の水分子を振動させて発熱させる

電子レンジのマイクロ波は食材の水分を加熱する仕組みです。
素早くあたためるのは得意ですが、焼くことには向いていません。
魚焼きグリルのデメリット
魚焼きグリルでの調理にも弱点はあります。
・火力が強いため焦げやすい
・高さのある食材は上部だけ先に焼けやすい
特にロールパンなどの丸いパンやフライドチキンなどは、上側のバーナーに近くなり焦げやすいです。
最初は様子を見ながら火力や時間を調節したり、高さのある食材は置き方を工夫する必要があります。
具体的には、魚焼きグリルは奥の方が火力が強いため、食材を手前に置くことで焦げにくくすることができます。
2〜3回使えばコツはつかめるため、日常使いで困ることはほとんどありません。
電子レンジは要る
炊飯器やオーブントースターはガスコンロで代用できるということを解説しましたが、電子レンジだけは別です。
電子レンジの強みは、「焼く」ではなく「あたためる」こと。
ガスコンロやオーブントースターが食材を表面から焼くのに対し、電子レンジはマイクロ波で食材の中から短時間で一気にあたためることができます。
例えば、
・冷凍食品
・レトルト食品
・作り置きのおかず
・スーパーのお惣菜
これらはガスコンロやオーブントースターよりも、電子レンジのほうが圧倒的に早くてかんたんにあたためられます。
「冷凍食品を入れてボタンを押すだけで1~2分で完成」ということができるのは、電子レンジだけ。
一人暮らしをするなら、「ガスコンロ+電子レンジ」の2つを組み合わせるのがおすすめです。
まとめ
この記事では、ガスコンロで炊飯器やオーブントースターを代用できることを解説してきました。
ここでガスコンロで代用するメリットとデメリットをまとめます。
ガスコンロのメリット
・家電が増えず、省スペースでスッキリ
・初期費用を抑えられて経済的
・ご飯は直火で早く炊けて、おいしい
・魚焼きグリルはオーブントースターと比べて遜色なく使える
ガスコンロのデメリット
・炊飯後に保温できない(すぐ食べる前提)
・予約炊飯ができない(忙しい朝はやや不向き)
・炊飯中はコンロが1口ふさがる
・魚焼きグリルは背の高いパンやチキンが焦げやすい
ガスコンロは炊飯の保温や予約ができないという不便はあります。
ただ一人暮らしの場合、炊きたてをすぐ食べるなら保温は必要ないですし、予約ができなくても炊飯時間が短いので、大きな問題にはならないケースも多いです。
ご飯やトーストの味も十分おいしく、炊飯器やオーブントースターを買わない選択肢があるというのが、ガスコンロの大きなメリットです。
炊飯器やオーブントースターを買い揃えるか迷っている人は、まずはガスコンロで炊飯やトーストを試してみてください。

それでも調理家電が『やっぱり必要』と感じたら、そのときに買えばいいのです。

じゃあ、まずはガスコンロをフル活用してみますね!